
宅建の難易度と勉強時間
宅建とは、「宅地建物取引士」の略で、その試験が宅地建物取引士試験です。合格率は約15%ほどで合格に必要な勉強時間は300時間と言われています。
年に1度行われており、合格するには50問中35前後の得点が必要になります。しかし、近年、合格点が上昇しており、合格するには40点近くが必要になるといわれています。
私は2024年の宅地建物取引士試験で48点をとり合格しました。そんな私が実際に行っていた勉強方法を紹介したいと思います!
目次
- 一日の勉強時間
- 勉強の優先順位・順序
- 勉強方法
- 直前期の勉強方法
- まとめ
1.一日の勉強時間
宅建を合格するのに必要な勉強時間は300~500時間と言われています。そのため5月から勉強するとなると、単純計算で一日約2時間の勉強時間が必要になります。また、宅建はほぼ100%暗記といっても過言ではないため、週末にまとめて勉強ではなく、毎日少しずつ勉強というスタイルのほうが、確実に定着するでしょう。
2.勉強の優先順位・順序
宅建の試験は「宅建業法」「法令上の制限」「税その他」「民法」の4つに分類できます。得点配分は「宅建業法」20問、「民法」14問、「法令上の制限」8問、「税その他」8問になります。この中で40点をとれば合格できるのです。難易度順に並べると「宅建業法」「税その他」「法令上の制限」「民法」になります。「民法」は知識を覚えたとしても、応用できなければ解けない問題が多数出てくるため、勉強したからと言って確実に得点できる科目ではありません。そして「税その他は」範囲が少ないため直前期に詰め込めばいけます!ですので勉強の順序は【宅建業法】→【法令上の制限】→【民法】→【税その他】をおすすめします!
3.勉強方法
宅建はほぼほぼ暗記の試験です。暗記力が図られているといっても過言ではありません!ですので意識することは ”定期的に思い出す”ことです。人間は一度に長い時間をかけて覚えようとするよりも、短い時間で何度も振り返るほうが圧倒的に覚えやすくなります。そのため回転率を上げて、何周もやることを心がけてください!また、複数の問題集を解くのではなく、一つの問題集を完璧になるまでやりこんでください。問題集はどこのやつも大抵同じようなものです。試験が近くなると不安になりいろんな問題を買う人が多くいますが、そういう人のほうが知識が固まらず、非効率な勉強方法なために落ちてしますことがあります。そこはご注意を。
4.直前期の勉強方法
9月入ったら、できれば週1で予想模試を解いてみましょう。これはどのくらい力がついているか+時間配分の練習になります。さらに、9月までひたすら問題集を解いていたら、おそらく基本的なところは完璧になっていると思います。予想模試ではすこし応用が必要な問題や法改正問題など、より深い知識を効率的に学べますので、解いた後点数を見て終わりではなく、復習をできれば毎日できるようにしましょう。
5.まとめ
〇宅建試験は【ほぼ暗記ゲーム】
〇暗記をするコツは【頻繁に思い出すこと】
〇一度で覚える必要はなし【何回も回す】
以上のことを考えて勉強していけば、確実に合格に近づくでしょう。今回は全体的な勉強方法についてお伝えいたしましたが、各科目によって勉強方法は多少異なります。各科目別の勉強方法は別の記事に書いてありますので、そちらも確実に合格するためにぜひチェックしてください!1年に1度の試験ですので正しい勉強方法で効率的に学習し、1発合格を勝ち取りましょう!

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